「マネジメントの父」と称されるピーター・F・ドラッカー氏も、次のような言葉を残している。
決断の場面においては、トップは常に孤独である
テルヤプロ代表の照屋 寛彰(テルヤ ヒロアキ)です。
私は沖縄県うるま市にある、17年間創業の健康食品製造会社を2019年に倒産させました。
経営者って孤独ですよね。
もちろん、社内では社員がいて表面上は孤独ではありませんけど、会社の看板を背負うってことでは孤独です。
経営危機のことも社員と共有していたので、社員も必死で会社のことを考えくれて頑張ってくれました。
いざ、業績が悪化し倒産の不安が大きくなってくると、異業種交流会や取引先社長との交流などそういった会に足が遠のいていきます。
少しは仲のいい経営者に現状相談したりもしますが、私だけ景気の悪い話で場を悪くしたりするのはいやですし、本当に傾いてくると会自体への参加も厳しくなりました。
孤独だと、一人で考え込む時間が増えます。
そんなことを簡単に考えてしまいました。
そんな時、現状を全て理解して考えてくれるアドバイザーがいると良かったなと思います。
仲のいい経営者や取引先社長への相談は難しいです。
倒産経験者の倒産したらどうなったかがわかる事例がほしかったです。
私は当時、倒産専門コンサルへ相談したことがあります。
東京から出張訪問してもらい相談を受けました。
倒産方法は銀行、クレジットカードの枠一杯借りられるだけ借りて、夜逃げすればいい、と社会に反する約2時間のアドバイスに10万円も支払いをしてしましました。
後悔しました。
でもね、心の中にある不安を全部出しきった感があったので、スッキリしたのを思い出します。
あの時、誰かに相談できていれば、どんなに救われたことか。。。
もちろん、相談した答えをそのまま実行するかは経営者判断ですが、相談して得られる様々なアドバイスやいろんな角度から選択肢を得る事は、当時の私にとって必要でした。
倒産経験者として、今から起業する経営者へ、また経営者が再起できるように「私の後に続く、起業者のために。あるいは倒産の危機に陥った経営者のために働く」と強い意志を持ったのです。
倒産を恐れず、孤独な経営者の既にある素晴らしい価値を新しい明るいカタチを切り開くのために寄り添って働く決意をしました。
倒産となると、孤独との戦いは覚悟が必要になります。
倒産経験がありますので、当事務所が掲げる対応方針は下記の通りです。
・マニュアルや常識にとらわれない経営者の新しい明るいカタチを模索します。
・倒産を恐れない、これから起業する経営者や起業したばっかりの経営初心者にスタートアップ、経営者マインド支援をします。
・経営者目線で経営危機の困難を乗り越えるための倒産回避、事業継続の最善と思われる支援をします。
・倒産となった場合、経営者のために働く申立て代理人(弁護士)を紹介し、倒産処理は、経営者と家族の利益を可能な限り最大化して、ダメージを最小限にして終結させます。
これから経営をめざす経営者の見えない不安、現在経営危機に陥り、事業の将来性に不安を感じる経営者の皆さん、その苦しみも不安も孤独も、経験者である私には痛切に感じます。
一人一人に寄り添うお手伝いを仕事としてやっていきたい。
だからこそ、数値だけでは見えない、人それぞれの背景や生きてきた過程を大切にしたいのです。
もう、孤独に悩まないでいいです。
一緒に考えていきます。
この災難や危機的状況の中で、[オンライン相談]も充実しています。
沖縄県内だけでなく、全国の相談にも応じています。